柊研究所の備忘録

アート×ものづくり×教育を考える研究者です。

木に触れること

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木ってよい。

 

僕は仕事柄、木材よりもゴム系の柔らかい材料に触れることが多い。元を辿ると、ゴムはゴムの木を切ると染み出てくる白色のネバついた液体(ラテックス)からつくられていて、この液体をこねたり混ぜたり熱したりしてゴムになる。身の回りにあるゴムは役に立つ機能的な材料で、木のような温もりは失われていて好意を抱く人は少ない。もしくはあの独特の匂いのせいなのかもしれない。もちろん、機能の追求という面ではとても興味深い材料で、その丈夫で柔らかい特性は世の中に欠かせないものである。

 

一方で、木材は自然をそのまま切り出したもので、匂い・肌触りともに人の生活に馴染みやすい。我が家は、木造住宅で骨組みは木で出来ている。他にもいろいろなところに木を使っていて、お風呂には焼杉、庭には、ウッドデッキ(少し前にペンキを塗り直した。)。最初はペンキを塗るくらいだったのが、サンダーで磨く、穴を開ける、板同士をダボ(円柱状の小さな部品)で繋ぐ、棚板をオリジナルに取り替える、と徐々に木を使ったものづくりに幅が出てきた。

 

今度は、機構で動く木のおもちゃ、オートマタをつくりたい。

 

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今年が一番忙しかったスパイラル

去年よりも今年が忙しかった。そんなことを毎年言っているとしたら、それは、今年が一番忙しかったスパイラルを患っている可能性があります。もし、あなたが効率化と生産性を大事にするのなら、このスパイラルはとても恐ろしいものです。そこで、今回は、この今年が一番忙しかったスパイラルについてその概要と対策について備忘録にまとめます。

 

今年が一番忙しかったスパイラルとは?

毎年今年が一番忙しかったと言ってしまう状態のことです。僕が初めてこの言葉を聞いたときは、大学生の研究室時代でした。若く聡明な先生のもと、世の中の常識をひっくり返そうとする斜め視点の研究は刺激的で、僕らは毎日夜中まで研究室にこもっていました。そんなある日、研究室の先輩が、

「ひいらぎ、今年は、国際学会に論文に、と色々あったな。今年が一番忙しかったな。」

と言いました。その時、僕は、

「先輩、それ去年も言ってませんでしたか?」

と返したものの、深く気にも留めませんでした。しかし、それから数ヶ月後、今度は先生が、

「ひいらぎ、あっという間に年末だ。今年が一番忙しかったな。」

もし、先輩がこれから毎年、今年が一番忙しかったと言い続けたら、40歳になってもそれを言い続けるのかもしれない。彼らは研究を生業としてそのスパイラルを楽しんでいる節があるので、きっとそれで良いのかもしれない。でも、僕はできることなら、このスパイラルに陥りたくない。どうしたら、スパイラルを抜けることができるのでしょうか?

 

【今】今年が一番忙しかった。

【未来】今年が一番忙しかった。

スパイラルに陥っている!?

 

忙しいとは何か?

人はどんなときに忙しいと感じるのか?それは、仕事量の量が過剰なときです。1時間に1の作業できる人が10の仕事量を完了しようと思ったら10時間かかります。仮に5年後にその人のスキルやツールが充実して、1時間に5の仕事量ができるようになったとします。でも、5年後には大抵求められるものも大きくなります。もし、仕事量が100になったら、20時間かかります。効率が5倍なのに、仕事量は10倍、これが忙しさの原因です。

 

【今】仕事量10 ÷ 効率1 = 10時間

【未来】仕事量100 ÷ 効率5 = 20時間

効率以上に仕事量が増えると手に負えない!

 

人は自分の能力を過大評価する

僕らは小さい頃からその道のプロがすごい時間を費やした映画、家具、おもちゃ、スポーツを観て良かった、悪かったと批評します。そのため、自分が価値を提供する側にたつと、自分の能力を過大評価して、大風呂敷を広げた目標を立ててしまったり、部下の仕事の捗らなさに腹を立ててしまいます。今年一年間で自分の成し遂げたことを振り返ってみてください。それは、意外と小さいものです。自分のスキルと実績を理解することが忙しいをなくす第一歩になります。 

 

客観的にみると、自分の効率は思ったよりも小さい!

 

仕事量ゼロを目指す

効率を上げることは意外と難しい。仕事量の増大を補うだけの効率となるとなおさらです。これの解決するためには、『どうやって元の仕事量を減らすか』を考える必要があります。キーワードは、標準化・自動化・外部化です。標準化とは、その仕事を手順書にすることで、同じ成果を誰にでもだせる状態をつくることです。これは、1度目の仕事で何が本質だったのかを理解していることと、それを他のものに応用するにはどうすれば良いのかを考えておく必要があります。次に自動化。標準化された手順をボタンひとつで出来るようにします。中身をブラックボックス化することで、スキルなしで出来るようになります。最後に、外部化。その仕事をそっくり丸ごと外に委託します。ここまで来ると、仕事量ゼロになります。

 

【標準化】誰でもできる!

【自動化】ボタンひとつでできる!

【外部化】仕事量ゼロ!

 

 

重要なのは、自分の時間を常に意識することです。家族と過ごす時間を増やす。趣味の時間に充てる。新たな領域に挑戦する。人それぞれモチベーションは異なりますが、自分が選んだことに時間を使うことを意識することが大切です。

 

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つまらない授業の不思議

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 眠り猫を描いてみました。今日のテーマはつまらない授業についてです。

 

授業をきいてつまらない、眠くなるなんて経験はきっと誰もが一度はした経験でしょう。生徒にとって、退屈な授業は頭に入ってこない。でも、教育者にとっても、生徒が聞いてなかったり、寝ていたりすると、せっかくの伝えたいことが伝えられない。だから、つまらない授業というのは、お互いにとってあまり良いものではありません。

 

なぜ授業がつまらないか

その内容に興味がなく情報の使い道がないことが主な原因だと考えられます。本来、人の話を真剣に聞くときは何か目的があります。その現象のメカニズムが知りたい。人に話せるトリビアを集めたい。話し手の話し方を学びたい。話を聞いて笑いたい。などなど、目的はいろいろですが、何かを成し遂げたいことがあるからこそ、人の話を真剣に聞きます。初めから教える内容が決まっている授業は、いくら話し方が上手な先生でも、多くの生徒を満足させることは難しいものです。生徒ひとりひとり求めているものは違うのですから。では、生徒も参加できる双方向の教育とはどんな教育を指すのでしょうか?

 

双方向の教育の難しさ

生徒が発言する機会を増やしたり、積極的に授業に参加することをアクティブ・ラーニングと呼び、近年、文部科学省を中心に効果的なアクティブ・ラーニングが模索されています。一方で、これまでインプットを主体として行われていた教育から生徒にアウトプットさせる教育に変えるのは、けっこう難しいことです。例えば、歴史を学ぶとき、これまでの教育なら、年号や歴史の主要な出来事に関する知識をインプットして、後にそれを虫食い形式でテストして埋めれた数を点数化して評価する。これに、アクティブラーニングな側面を取り入れるなら、歴史上の人物になりきり、その視点で歴史を観察した結果をみんなの前でプレゼンテーションする。自ら考える力を養うなら後者の方が断然身につきます。歴史上の人物になりきることは、「なぜその行動を起こしたのか?」という教科書の範囲を超えた答えのない心情まで考える必要があり、深く考える力がつきます。でも、後者は評価者にとっては点数化が難しいです。

 

 教育の優先順位

 インプット主体の従来の教育の一番のメリットは、評価しやすいことにあると思っています。評価しやすく点数化しやすい、大量の人数を一度に並べることができる、レベルに合わせてシステマチックに教育を与えることができる。でもこれは、一見公平にみえて、テストが得意かどうかでレベル分けをするという不公平な評価になっています。本来、教育の最大の目的は「生徒が自立して生きていく力を身につける」ことにあります。それがいつの間にか、「簡単に評価出来てレベル分けできる。」という評価者視点の目的に変わってしまっているのかもしれません。個人的には「大人数を定量的に評価しなくてはならない」という前提条件を一旦忘れて、良い教育とは何かを考える必要があると思っています。

 

 良い教育とは何か?

 改めて良い教育とは何かを考えてみると、それは、思い返す授業だと思います。その授業がきっかけで何度もテーマについて思い出して考える。例え授業時間が1時間でも、学習効果は、10倍にも20倍にもなります。そんな生徒の想像力を刺激する授業こそ良い授業なのだと思います。

最後に生徒の積極的な授業参加を実現した例として、TEDでJHON HUNTERさんがプレゼンしたWorld Peace Gameの動画を紹介します。

John Hunter: Teaching with the World Peace Game | TED Talk

 

ときには、先生よりも生徒の方が魅力的な答えを持っている、それに気づかせてくれるような授業こそ、本当のアクティブラーニングと言えるのかもしれません。

 

 


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1年くらいレールから外れることの価値

前回のブログに引き続き学生のための教育機関柊研究所の構想について当時の資料を引っ張り出して、備忘録にまとめておきます。

 

前回は、『早期教育で大事なのは知識より経験』という話をしました。

http://www.hiragilab.com/entry/2017/07/19/184455

 

柊研究所のビジョンは『人生の寄り道を社会への近道に』でした。今回はそのビジョンを考えたきっかけについてです。

 

 

1年くらいレールから外れてみる

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そんな考えがふと浮かびました。たった1年。でも、そのたった1年が実は結構な決意がいるのだと思います。

実は、僕たちのキャリアの大枠はすでにレールが敷かれていて、その1年がなかなか捻出できません。

試しに、人生をざっくりと年表にしてみると、

 

小学校を6年間

中学校を3年間

高校を3年間

大学を4年間

社会人を38年間

 

多くの日本人はそれぞれの期間は違えど、大体これに当てはまります。小学校に入学してから、54年間ずっとどこかの組織に属した状態で、夏休み、年末年始など決まった休日以外は毎日そこで過ごします。もちろん、その毎日の行いは無駄ではなく、学習は自分の成長に、労働は経済を発展させてみんなの生活を豊かにします。

 

でも、たった1年なら、どこかの間で寄り道しても良いのではないでしょうか。

 

欧米ではこの1年をギャップイヤーと呼び、高校から大学入学までの期間に長期の休暇をとって新しい経験をすることが推奨されています。それでも取得率はまだまだ少ないそうです。

 

僕は社会人になる前に1ヶ月ーストラリアで過ごしました。たった1ヶ月でも、相部屋で他国の人と日本の文字について話したり(生まれて初めて自分の書いた字を美しいと言われました。)、知らない土地を街の人に聞きながら行き当たりばったりに歩き回ったり、数日の旅行ではできない経験をしました。そこで、半年間オーストラリアでワーキングホリデーに来たドイツ人など、ギャップイヤーを謳歌する多くの人たちと出会いました。彼らは旅行ではなく、そこに滞在して仕事をして、その生活に溶け込むように過ごしていました。暮らすように旅をするという旅行の仕方をその時初めて実感しました。『こんな経験を引き出す場をつくりたい。』と思いました。

 

 人生の寄り道を社会への近道に

 

それが、柊研究所のビジョンとなりました。一度、レールから外れて研究所で自分のテーマを持って過ごす。トライアンドエラーを何百回と繰り返すことで、専門領域を深めて、自信をつけて、再びレールに戻る。目の前の選択肢が広がり社会への近道になる。

 

そんな組織をゴールとして描きました。

ギャップイヤー、一度、意識してみるとおもしろいかもしれません。

 

(余談ですが、暮らすように旅をすると聞くと『世界ふれあい街歩き』を思い出します。)

 

世界ふれあい街歩き ドイツ ドナウ川をゆく [DVD]

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早期教育で重要なのは知識よりも経験

現在、柊研究所はものづくりプラットフォームFABLABをつくるために計画を進めています。

 

新しいものづくりFablabとは? - 柊研究所の備忘録

 

でも、その構想に至るまでには様々な紆余曲折がありました。きっと、これから先もいろいろあるでしょう。今改めて2年前を振り返るとその時には気づかなかった掘り出し物があるかもしれません。そこで、過去の事業構想の振り返りを備忘録に書いていきたいと思います。今回は最初に描いた構想の話をします。

 

学生のための研究所

 

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2年前に描いた初めの事業構想は、『学生のための研究所』でした。着目したのは、早期専門家教育です。

 

僕は企業の研究所に勤めていて、研究所では専門スキルの高い人がいます。彼らは大学時代に修士(マスター)または博士(ドクター)を取得して、大学時代から答えのない問題に毎日向き合っています。その生活の中で、問題解決能力、ストーリー構築能力、そして、仮説立案能力を高いレベルで培っていきます。「博士は頭でっかちで扱いにくい」とも言いますが、少なくとも僕の周りの人たちは間違いなく会社の将来を担っていく秀才たちでした。若くして、他の部署に引き抜かれマネジメントにまわる人もいました。

 

僕が感じたのはそれだけのスキルを持った人が企業の研究所の中に収まってしまうのはもったいない、という気持ちでした。欧米では飛び級など短期で博士がとれたり、学部を転籍して複数の専門をもったりと、若くして専門を身につける環境が充実しています。日本では、大学受験のときに何気なく選んだ専門から一生抜け出せずにいるなんてこと良くあります。一生を登る山をなんとなく決めるのはあまりにもったいない。まずは、手頃な山の頂上に立ち景色をみる。そうしたら、どの山が自分に合っているのか、きっとみえてきます。

 

知識よりも経験

 

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早期教育。今よりも少し早く15〜20歳くらいのときに夢中になって取り組める研究所があったら。尊敬できるメンターがいて、ググってもでてこない問題に面と向かって取り組む。そんな充実した期間があったら、社会に出るときにもっと選択肢がぐっと広がります。目の前に出されたメニューから選ぶのではなく、自分でビジョンを描く自立した社会人になれます。

 

ここで言う早期教育とは知識よりも経験です。1年先の知識を得ても1年分しか進みません。得た知識をどう使うか。バラバラに散らばった知識をどう繋げるか。トライアンドエラーをひたすら繰り返す経験こそ早期教育の本当のメリットです。

 

そんなことを考えながら『学生のための研究所』を最初の事業プランとしました。

 

今でもこの想いは変わっていません。

 

 

 

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MOMAをもっと楽しむための準備

僕は芸術が好きです。デザインも良いけどそれよりも。妻も芸術が好きです。僕らの新婚旅行のメインはオーロラに出会うことだったけれども、そのまま、ニューヨークでMOMAとメトロポリタン美術館を見に行きました。

 

美術館と聞くと、展示物があり過ぎて何を見たらいいかわからない、なんて人もいるかと思います。僕も少し前までは芸術に興味はあっても、美術館をうまく楽しむことが出来ませんでした。でも、いろんな準備をしたら、MOMAをとても楽しめました。今回は美術館を楽しむための準備を備忘録にまとめてみました。

 

MOMAとは?

MOMAとはThe Museum of Modern Art(ニューヨーク近代美術館)のことで、ニューヨークを代表する美術館の一つです。タイムズスクエアから徒歩10分くらいで着きます。

 

楽しみな作品を事前に決めておく

MOMAは5階建てでとても広いです。美術館の作品をひとつひとつ見て回るとあっという間に日が暮れてしまいます。これだけはどうしても見たい!という作品を決めておいて、真っ先にそこに向かいましょう。その作品の目の前に5分間佇むだけでMOMAにきた価値はあります。欲張らずにひとつの作品との時間を大切に。前もって作品が見つけられなかった人は、飛行機で原田マハの『楽園のカンヴァス』を読みましょう。きっと、アンリ・ルソーの『夢』とパブロ・ピカソの『アビニヨンの娘たち』を観るのが楽しみになるはずです。

 

 

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

 

 この他に僕らのおすすめは、

 

フィンセント・ファン・ゴッホ

『星月夜』

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ジャクソン・ポロック

『ワン:ナンバー 31』

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クロード・モネ

『睡蓮』

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グスタフ・クリムト

『Hope Ⅱ』

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ポール・セザンヌ

『リンゴのある静物』

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写真はMOMAサイトより抜粋

 

 MOMA Design Shopを楽しむ

 美術館の中でもお土産が充実しているMOMA。本館の向かいにはショップMOMA Design Storeがあります。開くと晴れ間が広がるあの傘も実はMOMAの作品です。他にも、現代アートならではの個性的な商品がならんでいます。

 

MoMA スカイアンブレラ 傘

MoMA スカイアンブレラ 傘

 

 

自分で体験してみる

僕は三年ほど油絵を習ってみました。素人で何の素養もなくても芸術は楽しめます。その空間には素晴らしい才能を持った人たちがいて、彼らがどんな風に作品を観るのかを教えてくれました。今まで、ひとつの作品を1分と観れなかったのが、30分その前で佇んでも飽きないようになりました。モネの人を風景のように描く作品に感動すら覚えるようになりました。

 

ほかにもMOMAを楽しむ方法は、きっとたくさんあります。自分なりの楽しみ方をみつけてニューヨークを満喫しましょう。

 


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多動力から生まれる新しい価値

NewsPicks の記事で、多動力が特集として組まれていた。多動力とは、いろんなことに興味を持ち、いろんなスキルを得て、いろんなことに挑戦する力としてホリエモンが提唱している言葉。

 

【新】ホリエモンと西野亮廣。「多動力」を語る

 

注意散漫、三日坊主など長く続かないことに対してネガディブな言葉が多い中で、この多動力はポジティブな意味で使われています。

 

少し前の記事でポジショントークについて書いたが、ポジショントークの中で最も影響力のある行動は新しい言葉をつくることだと思う。例えば、「キモかわいい」。この言葉が出来て一気に評価が変わった芸人さんとかペットとかはたくさんいます。

 

ポジショントークと心の溝 - 柊研究所の備忘録

 

多動力は、僕自身大切にしている行動指針にも近いので、良い言葉ができたなあ、と思っています。今日の備忘録にはこの多動力について考えをまとめました。

 

スキルを得やすい社会

 多動力が世の中に受け入れられたのは、スキルを得やすい時代だからだと思います。例えば英語のスキルを磨きたいとき、昔は海外留学などお金がかかり、働いている人にはハードルが高かった。でも今は、DMM英会話や英会話喫茶など、気軽に英語漬けの環境を実現できる。プログラムのような専門知識を学ぶとしても、TECH::CAMPやUdemyがある。このように、専門知識は大人になってからでも十分身につけられるようになりました。そうなるとスキルそのものの価値がだんだんと薄れていきます。「英会話出来る人はたくさんいる。プログラムをかける人もたくさんいる。」

 

多動力の本質

大事なことはスキルをどう結びつけてどう使うのか。複数のスキルを身につけたからこそ出来る新しい働き方があるのだと思います。例えば、エンジニアリングとデザイニング。この二つを合わせると、スタイリッシュなデザインでかつ機能性を兼ね備えた機構をもつ製品が生まれる。東京大学の山中先生はTwitterにも作品を公開していて多くの人を魅了しています。

 

山中俊治 Shunji Yamanaka on Twitter: "山中研究室の新作、谷道鼓太朗くんの「アルデンテ」。中心で繋がった螺旋構造がもたらす不思議な柔らかさ、新触感。 #TreasureHunting #東大駒場リサーチキャンパス公開2017 https://t.co/QcanwzpCFk"

 

スキルの重ね合わせはこれまでになかった価値を生み出してくれるのだと思います。

 

 興味の湧いたことに時間を

最初から「デザインとエンジニアリングだ!」と決めるのはなかなか難しいもの。まずはなんでも良いので興味の湧いたスキルに時間をかけて習得するのが良いと思います。例え三日坊主で終わってしまっても、後々その三日間が役に立つこともあります。あまり深く考えずにまずははじめの一歩を。新たな世界を体験して、その分野の人や文化に触れることで、自然とビジョンが生まれてきます

 

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

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